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映画ロスト・イン・トランスレーションに寄せて^^

映画ロスト・イン・トランスレーションについての米国の書評ニュースを見つけました。味のある映画評論でしたので、こちらに翻訳して転機したいと思います。

はじめに、ロスト・イン・トランスレーションとはどんな映画かについてご説明しておきましょう。
この映画は、名匠コッポラ監督が手がけた映画です。女優スカーレット・ヨハンソンと男優のビル・マーレイを起用した映画、2人は、ひょんなことから日本の同じホテルで出会い、孤独だった二人が次第に仲良くなっていく、^^スカーレット・ヨハンソンは新婚したばかりの若奥様なのに、・・・そして・・・っという大人のちょっとほろ苦いラブロマンス映画です。

で、題名となっているロスト・イン・トランスレーションですが、本来の意味は、「翻訳するときに落ちてしまう行間のニュアンスのようなもの」っていうよな意味なんですけど、この言葉を使った味のある書評を発見したわけです。(in English)^^

書評タイトルは、A whisper perhaps no longer "Lost in Translation"です。
(引用元:www.afterellen.com)
映画の2人感極まって抱き合ってのラストシーンが一つの山場なわけですが、ビル・マーレイがスカーレット・ヨハンソンの耳元でぼそぼそって観客にも誰にも聞こえないようにした囁きは、とっても意味が通じましたよ。^^。no longer Lost in Translationでしたよ、っていう題目をつけているわけです。題の付け方からして、洒落てますよね^^。

で書評が以下のように続きます。
>We have so little mystery left in our lives. From 24-hour news channels that never rest to high-powered lenses that never blink and an Internet that never sleeps, no salacious detail goes undissected. No scandal goes unsalivated over. And no stone goes unturned — no matter how much we’d rather just let the moss grow. Which is why I’ve come to savor the few mysteries we have left. Why Mona Lisa was smiling. Where that other sock goes in the dryer. And what Bill Murray whispered into Scarlett Johansson’s ear at the end of Lost in Translation.

今の世の中、TVは24時間流れてるし、インターネットも何もかも24時間眠らない、どんな小さな隠し事もばれずにはすまされないような時代で、不思議なこと(ミステリー)なんてほとんどなくなってしまっています。そんななか不思議なこと、神秘的なことはとても生活のうえで、数少ない大切な事になっているのかもしれません。って、なるほどなるほど^^

で、その数少ない残された神秘としてあげているのが、
「なぜモナリザは微笑んでいるのか」(それは世紀の謎ですもの!、モナリザの永遠の微笑の謎ですよね^^)
「なぜ乾燥機の中で靴下が片方だけなくなってしまうのか」(確かに^^)
そして、「このロスト・イン・トランスレーションの最後のシーンで、ビル・マーレイがスカーレット・ヨハンソンの耳元になんて囁いたのか?」と来るわけです。くす^^。

名調子は更に続きます。
>In that one sublime mumble, our imaginations took flight. In not knowing, his words remained perfect. In our mind’s ear, we heard whatever we wanted to hear. The beauty of the indecipherable is in its hope. Which I will now dash for you.

そう、日本の文化では、古来「秘するが華」という言葉があります。すべてを出さずに隠すことで、見るものに有限ではなく無限の広がりをイメージさせることができるという文化の奥深さの奥義の1つなわけですが、米国人である筆者が、同じ結論に達しているのは非常に興味深いと思います。

すべてを出さず「余韻」を残す。日本人にしか理解できないであろうと思っていた感性が、米国人にも通用する時代が来ているのかもしれませんね。^^。

以上です。

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